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2008年11月25日

子どもの施設:イギリスの社会福祉の歴史part2

前回のワークハウスの跡地訪問のつづきを・・・


 19世紀後半、ワークハウスには貧困に苦しんでいる人たちが子どもから大人まで収容されましたが、1890年代になって、リーズでは郊外の住宅地に子どもの施設をつくりました。
 当時、15人から20人のこどもたちがハウスマザーという職員の下、暮らしていました。
 関係サイトでは、"family" groupと紹介しています。1929年までにこの地域に7つのホームができました。



 また、1901年には、特に保護が必要な子どものためのホームもできました。
 ワークハウスから車で10分ほど移動したところにその建物があるということで、行ってみることにしました。

 これが特別な保護が必要な子どもたちの施設。
 現在は改築されてきれいになり、教会関係の施設になっていました。
 
子どもの施設:イギリスの社会福祉の歴史part2




 一階部分の一部だけ当時の壁が残っていました。

子どもの施設:イギリスの社会福祉の歴史part2



 ここに40人近い子どもたちが暮らしたそうです。女子のフロアは1階、男子のフロアは2階。



 この建物の向かいにあった事務室兼職員住居
子どもの施設:イギリスの社会福祉の歴史part2








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Posted by リーズだより at 08:00 │社会福祉
この記事へのコメント
おはようございます。

だいぶ寒くなってきてますが元気にしてますか
最高気温が3度4度でたいへんでしょうね
昨日はイギリスの国会が開幕で女王のスピーチが
あってすごかったそうですね。
体調には気をつけて頑張ってね~
Posted by 杏おじぃ杏おじぃ at 2008年12月04日 10:07
杏おじぃさま

お元気でお過ごしでしょうか。

コメントありがとうございました!

気づけば10日も更新をしていませんでした・・・。

10日間のあいだに、学会発表の応募の準備をしたりベルリンで開催された会議に出席したりしていました。あっという間に時間が過ぎてしまい、驚いてしまします。

2日前のこと、リーズも雪が降りました。いつもは1月か2月に降るそうですが、今年は早くも12月に降ったので、イギリスの皆さんも驚いていました。

もう少し経ったら、また記事を更新しますね。


それでは!
Posted by リーズだよりリーズだより at 2008年12月06日 05:28